2021/09/27 20:47
ここ数週間に腫瘍が山のように発生!! 新しいチクンの副反応か?!
さて、非常に重要なことですが、これは国中の様々な腫瘍医から聞いた逸話の質問にもつながります。そして世界中で。文字通り、アイルランドに40年住んでいる家庭医から、非常に興味深いメモをもらいました。彼は自分の地域をよく知っていて、患者さんのこともよく知っています。
私の患者の多くは予防接種を受けていますが、そうでない人もいます。そして、40年間のキャリアでは見たことのないような癌を、6週間の間にいくつも見たと言います。そこで彼は、何が原因なのかと尋ねました。
私はその論文を、そのメカニズムの可能性として彼に送りました。
というのも、*Toll様受容体4は、微小環境でがんを抑制するのに重要な役割を果たしているからです。
そこで 世界的に有名な疫学者であるハービー・リッシュに話を聞いたところ、彼は「注射や治療の後、こうしたシグナルが現れるまでには通常5-10年はかかる」と言いました。
私は、「ええ、通常はそうですよね」と答えました。しかし、これまでにやったことのない方法で、がんを抑制する重要な役割を持つ受容体の1つを突然抑制してしまうことができたとしたら。静止していたものが突然目を覚ましたというのは、非常に説明としてしやすいものです。
つまり、私たちの細胞は一日中、さまざまな細胞の変異と戦っており、変異を見つけたらその細胞を殺そうとします。もし、この受容体がダウンレギュレート(下方制御, 減少)されると、細胞内で戦っている下流の分子はすべて戦うことができなくなります。
なぜなら、これらのシグナルは、典型的な細胞を攻撃するサイトカインやインターフェロンなどをオフにしてしまうからです。このような初期のシグナルを目にしているわけですが、気になるのは、ここ数週間の腫瘍の山を顕微鏡で見て、これらの腫瘍で何が起こっているのか確認しようとしています。
ヘルパーT細胞とCDAキラーT細胞の比率を見て、さらにこれらの細胞の受容体を染色しています。
というのも、これらの患者の中には、説明のつかない癌があり、年齢も異常に高く、実験室で見慣れているものと比べて、本当に厚い癌、本当に攻撃的な癌があるからです。
(以上、貼付けここまで)
*TLR4(Toll様受容体4、英:Toll-like receptor 4)は病原体に特徴的な分子を認識するToll様受容体の1つで、グラム陰性菌の外膜の成分であるリポ多糖(LPS)やグラム陽性菌のペプチドグリカン層にあるリポテイコ酸を**リガンドとして認識する受容体である。
**リガンド
リガンド(ligand; ライガンド)とは、特定の受容体(receptor; レセプター)に特異的に結合する物質のことである。 リガンドが対象物質と結合する部位は決まっており、選択的または特異的に高い親和性を発揮する。例えば、酵素タンパク質とその基質、ホルモンや神経伝達物質などのシグナル物質とその受容体などが顕著な例である。リガンドの代わりにはたらく薬物がアゴニスト、リガンドのはたらきを弱める薬物はアンタゴニストである。 特にタンパク質と特異的に結合するリガンドは、微量であっても生体に対して非常に大きな影響を与える。そのため薬学や分子生物学の分野では重要な研究対象になっている。