2018/10/28 23:52
栄養士の私にとって、先日、In Deepさんのサイトで衝撃的な記事が掲載されました。
日本では、水道水を衛生的に保つため、法によって水道水には塩素を投入する事が義務付けられています。
塩素が水道水中の有機物や無機物と化学反応を起こすことで毒性の強いトリハロメタンが発生するのですが、
食品の加工に使用される水にはトリハロメタンの制限値が設けられていて、厳しく管理されています。
ところが、
野菜を水道水に接触させると、なんと!
野菜に毒性の強いトリハロメタンがたっぷり吸収されてしまっている事が今回新たに発覚しました。
科学者の皆さんにとって、これはまったく盲点であったとのことです。
詳しい記事は、例によってIn Deepさんのサイトから転載させていただきましたので、じっくりとお読みください。
一般的な解決策は、「一端、沸騰させた水道水で食材を洗うこと」なのですが、これはどう考えても
「ムリムリムリ!!!」です。
そこで!
肝心要のとってもお手軽な解決方法なのですが、
水道水の元栓に「CMCバンド」(¥8,640)というバンドを”くるっ”と巻くだけ。
これだけでお風呂の湯船の水質に変化を感じるほどです。
お台所の蛇口にも、もう一巻き巻いておくのもいいでしょうね。
で、ちなみに効果は半永久的に持続します。
交換不要のてまいらずです。
※波動測定器で測定すると、「CMCスタビライザー5」をそばに置いたマグカップ中の塩素反応(あるorなし)そのものは「変化ほとんどなし」ですが、
CMC空間におかれた食品は明らかに毒性が軽減ないし無害化されてしまいます。
しかも、無害化は波動測定器が感知するまでの十数秒間といった極短時間で現れました。
CMC製品は量子物理学的な反応を示します。
なので反応速度が非常に速いんですね!
以下、「地球最期のニュースと資料 In Deep 」さんより転載
無農薬だろうが有機栽培だろうが、「野菜は毒性の強いトリハロメタンまみれ」であることがイタリアの大学の調査で判明。そしておそらく「全世界で状況は同じ」
投稿日:2018年10月26日
本日(10月26日)メルマガ第10号を発行させていただきました。タイトルは、「10月25日-28日までの大地震の噂の中、それでも、日本人の精神は自然災害に育まれてきたと考える」というものです。ご案内はこちらのページです。
野菜を食べれば食べるほど毒性に暴露し続けるという皮肉な世に生きている
さて、最近、健康に関しての記事がやや多くなっていますが、今回の記事は、
「健康に気をつかって、生野菜をたっぷり食べている」
という人たちには気になるものかもしれません。
かなり長い記事ですので、早めに本記事をご紹介したいと思いますが、ここで問題となっているのは、
「トリハロメタン」
というもので、これは水道水にはどこの国でも、ほぼ含まれているものなのですが、それが「日本ならパックにつめられているカット野菜のような感じの、すぐに食べられる野菜から基準値以上に近い数値が検出された」というものです。
水で洗浄することによって野菜に伝わるのですが、そのレベルが「基準値を超えそうになるほど」のものだったということが明らかとなったというものです。
今では、どんなスーパーでも、ビニール袋にパックとなったサラダ用や炒め物や鍋物用のカット野菜などが売られていますが、ああいうものを検査したことについての話です。
トリハロメタンの野菜への含有については、今まで「世界で一度も調査されたことがなかった」のだそうです。
このトリハロメタンというのはどんなものかというのは、Wikipedia の「健康への影響」という部分から抜粋しますと、以下のようなものです。
トリハロメタン - Wikipedia
トリハロメタンはヒトに対して発がん性や催奇形性を持っているのではないかと疑われている。
特に、水道水中から検出されたトリハロメタンについては濃度が高かったこともあり社会問題となった。
また、同じく水道水中からも検出され、トリハロメタンの代表ともされるクロロホルムに関しては肝障害や腎障害を引き起こすことが知られているなど、トリハロメタンの中には急性毒性を持った物質も含まれる。
つまり、トリハロメタンというのは毒は毒なんですけれど、それが「生活のあらゆる食の部分に浸透している」ということの一部が明らかになったというものです。
ここから記事をご紹介します。かなり長いです。
Ready-to-Eat
Vegetables Found to Contain Chloroform
greenmedinfo.com
2018/10/24
すぐに食べられるように販売されている野菜にクロロホルムが含まれていることが判明した
買って袋を開ければ、すぐに食卓に供することができる生野菜製品は、あなたがたの食事の用意の利便性を増しているかもしれない。
しかし、それが習慣化しているのなら、考え直す時なのかもしれない。
最近の研究で、事前洗浄された野菜に有毒性があることが示されたのだ。
インスタント食品や加工品を食べることを避けているような人たちでも、あらかじめ洗浄された野菜やサラダミックスを買うことを避ける人は少ないかもしれない。
そのような方に、以下の最新の科学的研究の知見をご紹介したい。
研究は、イタリアのカリアリ大学(University of Cagliari)の医学・公衆衛生学部の研究者たちによって行われた。
研究者たちは、さまざまな事前に洗浄されて販売されている野菜を調査した。
これらは、商業的な食品調整サービスによって洗浄され調製され、店頭の商品棚に並べられていたすぐに食べられる新鮮な野菜たちだ。このようにして売られている野菜は、典型的な健康食と見られている。
その中からニンジン、レタス、ミックスサラダ、パセリ、ニンニクなどを含む 115のサンプルを、トリハロメタン(THMs)として知られる汚染物質について試験した。
トリハロメタンという物質は、クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、およびブロモホルムを含むもので、公共に供給されている水道水に現れる化学物質のファミリーだ。
トリハロメタンは水処理から作られ、すでに水に入っている様々な有機物や無機物と反応する消毒剤塩素の結果として現れる。
これらの化合物は、あらかじめ洗浄した新鮮な野菜を含む様々な種類の食品に吸収され、消化によってヒトの血流に入り込む可能性がある。
このイタリアでの研究では、塩素水で洗浄した後の様々なタイプの即食(RTE)野菜におけるトリハロメタンの濃度を決定することを試みた。
その後、食品加工用水のトリハロメタンのレベルについて、欧州連合(EU)および米国が設定した現行の安全基準と比較した。
分析された 115のサンプルでは、野菜が驚くほど高いレベルのトリハロメタンを吸収していることが示された。
総トリハロメタンの平均値は 76.7ngであり、これは約 77ppbに相当する。
食品加工に使用される水中のトリハロメタンの制限値は、1リットルあたり 80μg(マイクログラム)、EUでは約 80ppb、米国では 100ppbだ。
試験したすべての即食野菜中で最大の濃度で存在するトリハロメタンは、クロロホルムだった。
EU やアメリカでの総トリハロメタン法的制限値濃度は、当局が、肺または消化器系を介して起こりうる「許容可能な曝露レベル」とみなすものに基づいており、70年の寿命の中での暴露基準として計算された。
研究者たちは、これら化学物質の存在によってもたらされる消費者のリスクを低減するために、即食野菜を洗浄するプロセスを今より最適化すべきであると主張している。
研究者たちは、トリハロメタンのレベルは、公共の水道水では日常的にテストされているが、食品中のトリハロメタンの存在についてはほとんど知られていなかったことを認めている。
土壌で生育した野菜を、洗浄して調製し、それを消費者の食卓に移すプロセスでは、高濃度の塩素化された水に生産物を暴露する状況が伴う。
今回の調査は、塩素化水の供給にさらされた食品は、トリハロメタンへの暴露の主な原因となる可能性があるため、試験すべきであることを示している。
非常に皮肉な話だが、より多くの野菜を食べれば食べるほど、危険な化学物質に暴露する重大な原因となる可能性があるということだ。
なぜ水質について警戒しなければならないのか
現代社会では慢性疾患が増加している。
そのため、多くの人々が健康に配慮した食生活に関して、より良い意思決定を行おうとしている。
その詳細は人によりそれぞれだろうが、たとえば、毎日 1リットル以上の水を飲み、1日に少なくとも6カップ分の果物や野菜を摂取するというような選択肢が、アメリカでの健康的な食事療法の中心を占めている。
しかし、水が純粋ではなく、そこから派生する食物にガンなどを引き起こす化学物質が溜まっているのなら、健康に対しての賢明な選択肢が、実際には健康に重大なリスクになるということにもなりかねないのだ。
世界の多くの国では、公衆の飲料水が有毒廃棄物の貯蔵所となっている。
環境ワーキンググループ(EWG)によると、トリハロメタン、ヒ素、重金属、放射線、テフロンなどの様々な有害汚染物質が危険なレベルに含まれている飲料水を飲んでいるアメリカ人は 2億5,000万人以上に上る。
2010年から 2015年の間に、アメリカ 50州すべての環境機関から収集されたデータには、公衆の飲料水に 267種類の既知の汚染物質が見つかっている。
これらの汚染物質は、脳損傷、ガン、不妊症、あるいは胎児や幼児への傷害を含む生殖問題その他のリスクに関連していることがわかっている。
アメリカの水道水には、国家で規制された健康ガイドラインを上回る 93の既知の発ガン物質が含まれている。
トリハロメタンの長期的な曝露は、膀胱ガンおよび結腸・直腸ガンならびに心臓、肺、腎臓、肝臓、および中枢神経系の損傷を含む様々な健康リスクの増加と関係していることがわかっている。
世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)は、トリハロメタンを「ヒトに対して発ガン性を有する可能性がある」と考えているが、いくつかの研究では、ガンと飲料水を介したトリハロメタンへの暴露との関連が示されている。
飲料水には様々な消毒副生成物があり、その多くは遺伝毒性および発ガン性があることが知られている。
経済連携協定(EPA)によれば、飲料水などのトリハロメタンの暴露による短期的な健康への影響はまれであり、健康へのリスクはほとんどないとされる。
EPAの最終報告書では塩素を含む飲料水の発ガンリスクについては決定的ではなかったが、当局は、これらのリスクが米国、英国、カナダの各公衆衛生当局が「強い関心を持っている」ことを認めている。
懸念される水源からの唯一の物質はトリハロメタンだけではない。
地下水協会のウェブサイトによれば、塩素化副生成物は、私有井戸を含む塩素が使用されている場所であればどこにでも見つけることができる。
集団的な科学的検査により、現在許容されている限界値の正確で長期的な評価が得られるまでは、トリハロメタンへの暴露に対して注意を払うことが最善の方法だと思われる。
その中でも、免疫システムが完全に発達していない幼児、および妊婦が最も危険にさらされている可能性がある。流産を含む生殖問題の危険性は、トリハロメタンへの暴露とも関連している。
解決策:濾過システムを使用する
幸いにも、私たちは、簡単な予防措置をとることによって、暴露を大幅に制限することができる。
可能であれば、活性炭を使用した高品質の全面濾過システムを設置してほしい。
家全体にそのシステムを設置することができない場合は、キッチンシンクに濾過システムを使用する。
蒸留水はもう一つのより安全な解決策だが、毎日の飲料水需要を満たすために、適切な量のミネラルウォーターを含めることが重要かもしれない。調理に水道水を使用する必要がある場合は、事前に沸騰させる。
汚染された水道水の入浴やシャワーは、気化したトリハロメタンの吸入によるリスクを伴う。これらのリスクを最小限に抑えるために、長時間の温かいシャワーの代わりに、ぬるま湯にする。
熱水道水中のトリハロメタンの濃度は、冷水中よりも実質的に高い。
また、スイミングプールやスパは、トリハロメタンのための完璧な繁殖地となっている。塩素化プールで泳ぐことは、これらの消毒剤副産物に曝されることによる呼吸器の障害につながる可能性がある。
ここまでです。
お読みになっておわかりかと思いますが、すぐ食べられるパック入りの野菜だけの問題ではなく、これは「塩素が入った水道水」と食品との関係であるわけで、たとえば、「泥付きの自然の野菜」を購入したとしても、
「それを水道水で洗った時点で、トリハロメタン入りの野菜となる」
ということなんです。
あるいは、キャベツなんは千切りした後に水につける場合などもありますが、そういうのは「満遍なくトリハロメタンがまぶされる」ということになります。
そして、野菜は、予測を上回るほどトリハロメタンを吸収していることがわかった、というのが今回の研究結果のひとつでもあります。
考えてみれば、野菜だけではなく、結局は何だって水道水で洗うことが多いわけで、あるいは、水道水が料理の水分の基本となるわけですので、なかなか厄介な話ではあります。
こういう場合は、
・あまり気にしないで、今まで通りに過ごす
というのが、まずひとつの方法です。
体調などを含めて、健康な方ならそれでいいのだと思います。毒性の影響も受けていないし、どこも不調がないのならば、こんな壊滅的な範囲にわたる食品の毒性についてのことを考慮した生活をする必要はないような気がします。
ただ、これはいつも書くことですけれど、
・赤ちゃんを含めた小さな子ども
・妊娠されている方
に対して、あるいはご本人の場合は、こういうことも少し念頭に置いて生活されるのも悪いことではない気はします。
この記事の中にあります下のくだり、
様々な有害汚染物質が危険なレベルに含まれている飲料水を飲んでいるアメリカ人は 2億5,000万人以上になる。
2010年から2015年の間に、アメリカ 50州すべての環境機関から収集されたデータには、公衆の飲料水に 267種類の既知の汚染物質が見つかっている。
というのは、なかなか強烈ですが、日本も状況としては、それほど変わらないはずです(このような調査がされていないだけです)。
それにしても、最近は「日常の中でごく普通に摂取しているもの」に、いろいろと問題があることがわかってきたりしています。
以下のような最近の過去記事はそういうものに含まれます。
ソーセージやハムを含む「硝酸塩を使ったすべての加工肉」は「躁病状態」と関連することが米ジョンズ・ホプキンズ大学の医療機関より発表される
カルシウムサプリメントは「たとえ少量の摂取でも」脳の病変やアルツハイマー型の認知症を引き起こす可能性が極めて高くなることが判明
確かに厄介な時代ではありますが、「そんなことは気にしないで生きていく」か、あるいは、やっぱり「少しは気にしてみる」かというような選択は、私自身がいつも悩まされている部分ではあります。
そして、私などは結局自分の記事でご紹介したことの多くを、
「少し気にしてみる」
ということが続いていて、何だか最近は食べるものがなくなってきました(笑)。
これはこれでどういうものでしょうかね。
以上、転載終了