2018/10/10 03:18


がんはなぜできる?みんなの誤解に苦しむがん患者達

20181008日 16:22  女子SPA

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=5322519&media_id=156 より転載


 今年になって、有名人のがんによる訃報が相次ぎました。漫画家のさくらももこさん、女優の樹木希林さん、格闘家の山本徳郁さんの他界のニュースは、大きく報じられ話題を集めました。

 そんな中、気になるのが、がんにかかった原因を患者の日頃の行いと結びつける物言いです。例えば、日本禁煙学会はヘビースモーカーであったさくらももこさんについて、「これはタバコと乳がんとの関連をまったくご存じなかったとしか思えません」とサイトに記載し、患者団体から批判の声があがり、のち削除しました。

 このような議論がたびたび起きますが、実際のところ、がんと日常の慣習や遺伝はどれくらい関係しているのでしょうか。

 アメリカ在住のがん研究者である大須賀覚博士(米国エモリー大学ウィンシップ癌研究所)は、自身のブログで「患者の過去の行いが悪かったからではありません」と答えています。ご本人の了承をいただき、ブログ投稿をご紹介します。(以下、大須賀博士の文章です)

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 がんはどうしてできるのでしょうか?化学物質などの暴露が原因?がん患者さんが何か過去に悪いことをしたことが原因?それともただの偶然?皆さんがよく抱く疑問について、がん研究者として答えたいと思います。

がんができる3つの主要因
 がんがなぜできるのかというのには色々な議論がありますが、すでにたくさんのことが分かってきています。がんが発生するには、大きく分けて3つの要因が関わっています。

 1つは、異常な遺伝子を親から引き継いだことで起こる遺伝的要因
 2つ目は、ヒトが生きている間に行われる細胞分裂で偶然にできてしまう偶発的要因
 3つ目は、タバコを吸ったり、特定のウイルスに感染して起こる後天的な環境要因


ここで緑色の字はSeiryu-Doの加筆部分です。
 この加筆部分はこれまで歴史上黒塗りされていた部分です。
 このことを知った上で以下の大須賀博士の文章をご覧ください。

 やっぱりそこらへんは学者として触れてはいけないようですね。


 1異常な遺伝子は遺伝のほかにも、3後天的な環境要因電磁波や放射線の被ばくから発生する事が数十年も前に科学的に明らかになっています。
 放射線による被曝は広島や長崎の経験から大変広く知られるようになっていますが、問題は非常に身近なところにあふれている電磁波なのです。いまだに「なんとなく」レベルにしか知れ渡っていませんし、猛烈な被ばくを受け続けていることすら知らされていないのです。
 2ヒトが生きている間に行われる細胞分裂の時に人工の電磁波被ばくを受けた場合、遺伝子情報を伝える染色体に回転運動が発生して染色体が千切れる現象がおこります
 千切れた染色体は遺伝子異常を引き起こします。
 この現象が5年、15年、20年・・・と、長い期間を掛けて真綿で首を絞めるかのように人体の肉体を蝕(むしば)んでいきます。
 電磁波による発ガン化はこういった経緯をとって発症します。
 しかも、電磁波被ばくをすると発ガン化するばかりでなく、ガン細胞の増える速度が通常の16(1,600%UP)にも上昇することが確認されています。
 さらに、電磁波被ばくから逃れたとしても、数ヶ月間ガンの増殖スピードは維持される事もハッキリと確認されています。
 猛烈なスピードで増えるガン細胞は、抗がん剤などではもはや手の付け様があるはずもありません。
 いわゆる、難治性のガンというやつです。

 だからこそ現代日本社会では寝室空間を汚染している電磁波を無害化することが何よりも大切な事なのです。

・電磁波&放射線被ばく対策アイテム№1・・・寝室空間を浄化するCMCスタビライザー・・・電磁波過敏症の方、電磁波ストーカーに付きまとわれている方にもおすすめです!

ストーカー被害の場合、電磁波だと思っているが実は指向性スピーカーによる音声の被害かもしれませんよ。

 この博士の言うところのがんができる3つの主要因 は、電磁波に関して言えば1&2&3の複合的なガン発生要因となります。
 どれかに分類わけできるという性質のものではありません。

 そして、この3つの分類で博士の文章を見ていく限りでは電磁波がガンの原因であろうことなど気付きようが無い人々も多くいらっしゃる事が容易に考えられます。
 アンタッチャブルな世界なんですかね、、、電力業界みたいに。

 以上のことを知った上で以下の大須賀博士の文章をご覧ください。



 皆さんよくご存知なのは、1つ目と3つ目になるかと思います。多くの人は「うちはがん家系だから」とか、「運動しなかったからだとか」そういうことをいう人が多いです。実際のところは、その3つはどの程度関わっているのでしょうか?

◆3
大要因のどれが重要なのか?
 科学雑誌のScienceで発表された研究論文(※1)の図を引用して、それぞれ3つがどの程度関わっているかをまず説明したいと思います。この研究では、数学的な解析によって、男性・女性の各種がんの発生に対して、それぞれ3つがどの程度関わっているかを計算しています。実際の研究手法などの解説は省かせてもらいますが、結論は以下の図のようになります。たった一つの研究結果ですので、これをもって絶対ですとはいえませんが、この結論はがん研究者が理解している現実と概(おおむ)ね一致しますので、この図を代表的な結果として説明に利用します。

 まず、女性の場合です。

【図】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=880333

 この図の意味は、それぞれの3つの要因が各臓器のがんに、どの程度関わっているのかを色で示しています。左の図が遺伝的要因との関係、中央が偶発的要因、右が環境要因です。赤くなっているものほど、その因子が強く関わっているという意味です。

 それぞれの略語の意味は、B, 脳腫瘍; Bl, 膀胱癌; Br, 乳癌; C, 子宮頸癌; CR, 大腸・直腸癌; E, 食道癌; HN, 頭頸部癌; K, 腎臓癌; Li, 肝臓癌; Lk, 白血病; Lu, 肺癌; M, メラノーマ; NHL, 非ホジキンリンパ腫; O, 卵巣癌; P, 膵臓癌; S, 胃癌; Th, 甲状腺癌; U, 子宮体癌 です。例えば、一番上のBとなっている脳腫瘍は、真ん中のみが真っ赤です。つまり、ほぼ100%が偶発的要因で起こるという解釈になります。

 男性の場合も載せておきます。

【図】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=880336

 B, 脳腫瘍; Bl, 膀胱癌; CR, 大腸・直腸癌; E, 食道癌; HN, 頭頸部癌; K, 腎臓癌; Li, 肝臓癌; Lk, 白血病; Lu, 肺癌; M, メラノーマ; NHL, 非ホジキンリンパ腫; P, 膵臓癌; Pr, 前立腺癌; S, 胃癌; T, 精巣癌; Th, 甲状腺癌. です。

ほとんどのがんは“偶発的要因”で起こる
 上の二つの図を見てもらうと、男女ともほとんどの癌で、真ん中にある偶発的要因が大きな原因だということがわかります。真ん中の図がほとんどのがんで真っ赤になっています。

 人の体にはたくさんの細胞があって、それは増殖を繰り返しながら、正常な環境を維持しています。その細胞増殖を繰り返す際に、たまたま遺伝子異常が入ることがあり、がんの種となる細胞ができます。その異常細胞は普段は免疫細胞に処理されたりして増えないのですが、なんらかの要因でどんどんと増殖してしまうことがありそれがほとんどのがんの原因となっているということです。

 がんは高齢者に多いことが知られています。この理由も偶発的要因が関わっています。高齢になるほどに、細胞分裂に伴う異常を引き起こす頻度が上がります。また、免疫機構などの機能も徐々に低下していきます。そのために、高齢になると偶然にがんができてしまう確率が上がることになります。

 これは偶然に起こるもので、患者さんが何かしたというものではないことがほとんどです。

遺伝的要因は少ない
 一般の方は、「うちはがん家系だからなった」という勘違いをしています。実は、今回の図で見てもらうとわかるように、家族性でなる癌というのはとても少ないです。上の図で少し赤くなっている部分の、女性の乳癌の一部(BRCA変異)、あとは家族性大腸癌などの大腸がんの一部で見られるくらいです。

 これ以外のがんでもあるはあるのですが、とても頻度は少ないです。ほとんどの方のがんは家族的な遺伝で起こっているわけではありません両親に責任はありませんので、理由なく恨んだりしないでいただきたいです。 ※ここらは私も大賛成!

 おそらく、勘違いする原因の一つは、がんの発生頻度を正しく理解していないことです。がんの発生頻度は2人に1人が生涯のうちでなるほどに高いです。そのため、実は親族に何人もがん患者がいることは、決して珍しくないのですが、異常に高いと勘違いすることから来ているのではと思います。

環境要因が関わる癌
 上の図で環境要因が大きな原因となっているものは、どれになるでしょうか? 肺がんや食道癌、胃がん、皮膚がん、子宮頸がん、肝臓がん・膵臓がんで強い要因です。

 これは、皆さんもご存知のタバコや、ウイルス感染などが原因で起こるものです。タバコは肺がん・口腔咽頭がん・食道がん・胃がん・大腸がんなどの多数の癌を起こします。過度の飲酒は肝臓がん・膵臓がんなど、日焼けは皮膚がん、ピロリ菌は胃がんなど、ヒトパピローマウイルス(HPV)は子宮頸がんなど、B型・C型肝炎ウイルスは肝臓ガンと関係します。
電磁波被ばく環境で寝るということは、脳の松果体ホルモン生成異常を引き起こします。
 その結果、メラトニン生成量が明らかに低くなり免疫力低下、発ガン率上昇、自殺念慮が抑えきれなくなる・・・などの症状が出現してきます。もちろん、乳癌患者さんはメラトニン濃度がかなりくなっています。

1mG(ミリガウス)でメラトニンが”がたっ”と減るのに東電は5000mGまで絶対安全とうそぶくナゾ



 逆に言えば、この環境要因が原因でなる癌は予防できる癌です。禁煙すること、ピロリ菌の除菌をすること、余計な日焼けを防ぐこと、子宮頸がんワクチンを打つこと、肝炎ウイルスに対して適切な治療をすることで予防できます。


電磁波被ばく環境で寝なければいいのです。逃げる事ではなく、逆に攻めの思考で言うならば、寝室空間を浄化アイテムでクリアにしてしまえばいいのです。


まだ、判明していない環境因子が関わっている可能性はもちろん否定できませんが、それらでおこる遺伝子異常には特徴があるので、そのことから考えると、環境因子が大きく関わっているがんはもうあまりないのではと考えられています。 ⇔ココ!!



■乳癌の原因は医師や研究者が言うもの以外にも。染色体をちぎり飛ばす電磁波に身をさらす恐怖!!その2